実装機能
本製品は、FL-net(OPCN-2)プロトコル仕様Ver.2.00に準拠しています。機能クラスはクラス1で、サイクリック伝送、および下表のメッセージ伝送を実装しています。
(Ver.2.00のクラス1は、Ver.3.00のクラス1と同等です。Ver.3.00は、Ver2.00の上位互換規格です。)
メッセージ | サーバー機能 | クライアント機能 |
---|---|---|
バイトブロックリード | ○ | ○ |
バイトブロックライト | ○ | ○ |
ワードブロックリード | ○ | ○ |
ワードブロックライト | ○ | ○ |
ネットワークパラメータリード | ◎ | ○ |
ネットワークパラメータライト | × | ○ |
停止指令 | ○ | ○ |
運転指令 | ○ | ○ |
プロファイルリード | ◎ | ○ |
透過形メッセージ | ○ | ○ |
ログデータリード | ◎ | ○ |
ログデータクリア | ◎ | ○ |
メッセージ折返し | ◎ | ○ |
サーバー機能は、他ノードから受信したメッセージに応答する機能です。
クライアント機能は、他ノードへメッセージを送信する機能です。
◎実装
FL-net通信エンジンが自動応答します。アプリケーションにはメッセージ受信を通知しません。
○実装
サーバー機能(メッセージ受信)の場合、ユーザー定義のコールバック関数(イベントハンドラ)を呼び出します。コールバック関数未定義の時は、FL-net通信エンジンがメッセージ送信元ノードに未実装であることを通知(未実装応答)します。
×未実装
FL-net通信エンジンがメッセージ送信元ノードに未実装であることを通知(未実装応答)します。